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岡崎家の教育方針。
うちの母の口癖は、「勉強しろといったことはない」
ということですが、現実的には、家中に勉強しなければ、いられない雰囲気が漂い、
勉強をさぼることは、許されない雰囲気でした。
成績が下がると、母の目じりは吊り上り、目は、三角形となり、
速攻で、母は、塾や、家庭教師探しに奔走しました。
ご家庭の雰囲気で、お子さんは、敏感に、どうすべきか察して行動すると思います。
(特に中学受験は親主導になっている、と思います。
大学まで続いている、付属の名門に入れてしまえば、
そのあとの受験の苦労はしなくて済みますので、
中学受験も、まんざらすべてマイナスばかりではないと思います。)
お稽古事も母が勝手に決めてきて、お絵かき・そろばん・剣道・ピアノなど、
頼みもしないのに苦痛でした。学校を出てから僕は、いろいろお稽古事をしましたし、
また、学校でもクラブ活動をしましたが、自分で選んだことなので、文句はありませんでした。
高校2年生の時に、「大学にはいかない」、と言い出したときは、大喧嘩になりました。
今でもそうですが、僕自身に、学歴に対する、価値観が見いだせなかったのです。
東大から官僚になる人は、打算的に勉強するので、それは効率的になると思いますが
僕がやると、どうも、求道的になっていきます。
うちの父は、役人で、うちは商売をやっているわけでもなく、財産もないので、学歴を付けなければどうしようもない
ということは、子供ながらにわかっていました。
うちがサラリーマンの家と、商売をやっっている家は、かなり、学歴に対する考え方が違うと思います。
一概に、勉強に対する、態度が、ああだこうだ、ということも、言えないと思います。
今はどうかわかりませんが、男女でも、かなり、学歴に対する価値観は違ってくると思います。
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