志望校・希望校

志望校・希望校

「目標は高く持て」

と、塾の先生は言うかもしれませんが、

僕は、目標は、やや高目くらいがちょうどいいと思っています。

早稲田に行きたいが、明治にしておいて、基礎を固めた先に、早稲田があると思ったほうがいいと思います。

早稲田の無駄にむつかしい、日本史なんかに、照準を定めると、

毎日の勉強で高望みして、おかしくなっていきます。

「早稲田なんだから、むつかしい勉強をすべきだ。」

自ずと、問題集も、レベルは高くなり、失敗の確率が高くなります。

基礎を固めて、その太い土台の上に、応用を乗せるべきです。

お母さんに

中学受験で、問題集を選択するとき、

「難関校用」と、「有名校用」を、選択させれば、

ほぼ、100人に100人が、「難関校用」を選びます。

ほとんどの場合、、これは間違っています。

「有名校用」で、十分。あとは過去問で十分です。

御三家に行きたければ、

鴎友くらいのレベルにしといて

出来が良かったら、御三家にあげるべきでしょう。

最初から、東大や、御三家を目指すと、たいていの場合、失敗します。

問題集もぶ厚けりゃあいいわけではなくて

何とか1か月で一周する分量を選んで繰り返しましょう。

それより分厚いのは、安心ですが、覚えきれません。

万が一、選んだものが早く完成したら

むつかしいのにしましょう。

今まで、家庭教師をやってて、次のレベルに行った人はあんまりいませんよ、お母さん。

でも生徒たちは、東大ほか、名門校に合格しています。

心配しないで大丈夫、

上ばかり見ないで、今できることを、固めていってください。



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