こっつん・国語のコツ

国語の勉強法

と言って、特別なやり方があるわけではありません。

筆者の言いたいことを、心を無にして私心なく聞くということでしょうか?

景山民夫という作家がいて,もうなくなってしまいましたが、

彼には霊能力があったそうで、霊の言葉も、やっぱり、聞く力のほうが劣っていると読んだことがあります。

霊もしゃべってる霊は多いが、人の話く聞く霊は少ないとのことでした。

みんな人の話は聞かない^^

よく国語で、国語はいろんな意見があって、解釈が様々だから、

正解はない。勝手に決めつけるのは、おかしい。という意見があります。

これは、国語のできない人の言い分で、

英語は日本じゃあ使わないから、必要ないというようなものと同じです。

必要ないんだったら、数学だって、物理だって、普通の生活には必要ありません。

読み書きそろばんだけできれば、十分やっていけます。

受験そのものが、相手の学校の都合に合わせていくわけで、

国語も、筆者に合わせます。

自分の意見はいりません。

・・・・

したがって、よく言われるように、

時間短縮のために、問題文を先に読めなどというのは、邪道です。

また、ついでに言うと、接続詞に注意して読めとかいうのも、?です。

「つまり」という言葉が来たら、まとめだ・・・・

そんなこと言ったって仕方がありません。

筆者が全体として、どんなことを言っているのか、

を、追及していくのが国語です。

算数だって、問題文を読まないとえらいことになります。

受験では、いつも相手ファースト。

塾の先生も家庭教師も本当は、生徒ファーストです。

生徒がわかって、なんぼ、です。

そういう意味で、先生はサービス業であって、

別に生徒の奴隷となるサービスでは、ありません。

あくまで、筆者の意図を汲んでいく。

そのためには、自分の言葉で言えるようにします。

むつかしい言葉を使ってはいけません。

今日たまたま、生徒と社会をやっていて、

なぜ、減反政策がでてきたか?

というところで、生徒は、

需要が生産を上回ったと、のたまひました。

需要なんて使わなくていいんです。

日本人のコメを食べる量が減って、コメが余った、でいいんです。

需要という言葉、小学生にはわかりません。

シャチ鉾ばらなくていいんです。

(名古屋は、シャチホコ

朱肉のないハンコは、シャチハタ・・・)それがどうした・・・

 


夏目漱石の「こころ」

要するに、友達に先にコクラレテ

女生徒の間に入って仲を取り持ってくれくれと、言われたのに、裏切って

自分が、友達が好きだった女性と、結婚して、

オタクな友達が、自殺して困ったという話です。

近代人の相克なんて、小むつかしいことを言わなくていいんです。

だから作文だって、言いたいことというよりは、自分が印象に残ったことを

書けばいいのに、よくわからん作文指導者が、

こましゃくれた、クソガキの、ちっとこじゃれた、

詩なんか引用するから、子供は、困るんです。

素直な子供らしい目線で、こましゃくれたこと言わなきゃあ作文じゃないんだ。

素直な子供らしい目線って、大人から見たもので、

子供はもっと別なこと考えてます。

みんなが、谷川俊太郎にはなれない。

脱線しますが、あれは、口語自由詩で、日本の伝統的な「韻」は踏んでないので、

後年きっと、すたれます。アクユウのほうが残るのではないかと思ってます。

口語の伝統は「言文一致運動」から100年しかないから、ろくなもんじゃないと、かの山本夏彦氏は言っています。

・・・・

脱線しました。

ぶっちゃけ、この話、どんな話か、

それだけです。

専門的にやっていくと、

結局は、「段落分け」になって、要旨をまとめる羽目になるんですが、

本末転倒で、

要するに、何言ってるか、わかればいいんです。

頭の固い先生たちがやると、

なぜか、詰まんない段落分けになるんです。

また、よく出る論説文や説明文は、つまんない、

インテリおやじの戯言で、子供にはよくわかんない話です。

仕方がないので、

温暖化とか、近代と封建社会、「街と村」「都会と農村」・「日本と西洋」「機械化と手作業」

「農薬と有機栽培」とかいうくくりで、一応のことは、話してあげればいいと思いますが、

それは、年季の入った国語教師のやることで、

実際はむつかしいと思います。

国語自体は、鴎友や学習院などのような、完全記述に移行していくと思います。

記号選択・客観式というものから、本格派の問題へ、移行していきます。

おそらく算数、社会、理科もそちらへシフトしていくでしょう。


大学入試もそちらになってます。

英語だって、昔の文法問題は減って、読解中心になりつつあります。

今はやりの、「抜きだし」とかは、どんどん減っていくと思います。

抜き出しや、選択がいいのは、答え合わせに時間と手間がかかんないからで、

それは、「学校側」の都合です。

筆者の意図をくみ取る、

これだけのことですが、実際には、

プロが教えてあげたほうが、のちに伸びると思います。

わけもわからず、線を引いたり、接続詞探したりしているお子さんはかわいそうです。

かわいそうに、どこにひいていいかわかんなくて

全部毎回下線を引いた子もいます。

・・・

あと、そうですね。

それが無理なら、毎日1題やっていくと、勘が養われ正答率がなぜか上がることが多いです。

が、それも、難関校のシビアな論説文だと、問題文の意味さえ分からないことも多いので、

が、この勉強法がきかないこともあります。

難関校が求めているのは、大人の、読み方です。

特に男子は、精神年齢が低いので、しんどいパートです。

難関校以外では、ほかの教科に余裕があったら、毎日1問をお勧めします。

早い生徒で2週間、遅くとも3か月で、効果が出始めます。

・・・・

コツを書こうと思ったら、だらだらしてしまいました。

やっぱり国語は一番教えにくいのかも・・・^^

健闘を祈ります。

 


あと、良く、作文教室とか、国語の名門塾とか存在して、そこの教材いくつか、見ましたが、あれは、

国語の先生が見たら

意図はわかるが、小学生はもちろん、高校生でもわかんない代物なので、

注意したほうがいいと思います。

あれがわかったら、国語の勉強なんかする必要がない^^



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