失敗は成功の基・・・ツタヤ社長に学ぶ

ツタヤの社長の「プロフェッショナル」を見ました。

ディレクテレビ他で失敗して、「失敗は成功の基」と、言い切っていました。

ラグビーのジャパンのエディージョーンズも言っていました。

失敗を恐れない。人は失敗からしか学べない。

「自分で選んだ道で失敗なら、

意義がある。誰かの言う通りやって失敗しても価値はない。」

・・・・・


大学3年生のとき、

両雄という馬を担当しました。

それまで、クラブの将来を嘱望された馬の担当だったからひどい左遷でした。

両雄だけじゃなく、もう一頭、邪魔馬の担当にされました。

まあ、左遷でした。

両雄、わがままで、さくへきはあるし練習でさえ逆らいます。

試合でだけ飛ばない馬もいたが、練習でさえ飛びません。

試合に行って地獄を見ました^^

最後には、担当者である僕に相談もなく、両雄は、肉にされました。

肉にされるという連絡もなく、たまたま、行ってみたら、

馬運車に乗せられるところでした。侮辱も甚だしいのです。

お前は人間じゃない。だから、肉にすることを、知らせなかったのです。

両雄は泣いています。

「泣くくらいなら、わがままの限りはするんなよ」

とか思いましたが、先輩たちはあくまで僕をいびりたいらしいのです。

両雄がいなくなって、僕には、けが馬しかいなくなりました。

僕はそれまで最もまじめな部員でしたが、何が気に入らないのか、いじめるのです。

イエスマンじゃないから・・・・

けが馬の調教になって、両雄の、教訓が生きました。

「飛ばないものは飛ばない。

一度、飛ばなくなったら、終わりだ。」

肝に銘じました。

けが馬は、素質もあったが、順調に育ちました。

中障害では、敵なし、

ついには、全日本で3位でした。

僕の功績が、気に入らない監督は

調教者の僕の名前を削除しました。


・・・・・

両雄、最後の試合では、

一つも障害を飛びませんでした。

前日のリハーサルでは、止まったまま動かないのです。

オリンピック選手の、東良に、

「鞭でしばけ」と言われて、しばきたおしたら

全身に、ぶつぶつが出ました。東良も、言葉を失いました。

「責任とれよ、しばけといったのはお前だろ。

神戸大学には、お前の想像もつかないくそ馬がいるんだぜ・・・」

ベル前失権もしました。

ベルが鳴る前に、失格した。僕が悪いのです。

言い訳はできません。

ひどい馬に乗ると、焦って、ひどいことをしがちです。

・・・・・・・・

いろんなことがあって、

最終的には、全日本3位の結果を見ました。

その時はわからなかりませんでしたが、失敗が自分を育てました。

どうしようもない失敗。

自分で抱えて、「臥薪嘗胆」するしかありません。

失権した試合のエントリー料金は自分で払った。ほんとはクラブ持ちです。

世論調査・競馬場・プール監視員・六甲山のポニー引き

ありとあらゆるバイトはやらされていましたから・・・

払わなくてよかったのかもしれないのです。

でも払ったから今の自分があると思います。

最後はプライドの問題です。

失敗したからと言って、

やめない限りはチャンスは、いくらでもあります。

努力が大前提だけれど。

成功の陰には失敗や、努力があります。

見えないだけです。

成功だけ取り出して、うらやんでみても何も始まらないのです。

・・・・・・・・受験もそうだと思いますよ。

 みんな結構しんどい思いをして、やってらっしゃいます。

 御三家が天から降ってきたわけじゃない・・・ 



▲ページトップに戻る