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方陣算魔方陣というのがあります。
黒丸が正方形になっている、例の形です。
黒丸より、碁石といった感じでしょうか?
オセロの黒丸が一番イメージしやすいでしょうか、中島。
この黒丸の数を数える方法が方陣算と呼ばれるものです。
例えば、一辺が10個の黒丸で取り囲まれた正方形があります。
①外側に並んだ黒丸は何個あるでしょう?
②中に入っている黒丸は全部で何個でしょう?
という問題です。
②は意外に簡単で、10×10で100個です。
①は、ヤッパリ、
端の取り扱いが難しいです。
公式では、
(10-1)の、辺が4つ重なってできると考えて、
9×4=36と考えます。
周囲の個数は、
いっぺんの個数が、(辺の長さー1)
と考えて、
それの4倍が答えとなります。
(辺の長さー1)×4が公式です。
以上が公式ですが、
忘れることが多いので
わからなくなったら、
シュミレーション法で考えます。
一番小さい周囲が3個で考えましょう。
○○○
○○○
○○○
ですね。
つまり、外側は、
○○の、4つの組み合わせと考えて、
2×4=8になります。
数えてください。
8になりますね。
そしてこの正方形を構成する○の数は
9個です。
明らかに3×3です。
したがって、この一辺が3以上になっても、
同じシステムということになります。